同仁堂金匱腎気丸<大蜜丸>の紹介■成分 地黄(ぢおう)、山薬(さんやく)、山茱萸(さんしゅゆ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、沢瀉(たくしゃ)、桂枝(けいし)、附子(ぶし)、牛膝(ごしつ)、 車前子(しゃぜんし) ■特徴 同仁堂金匱腎気丸<大蜜丸>は黒褐色の大蜜丸で、味が甘・苦です。金匱腎気丸は3世紀の初め、中国東漢時代の名医・張仲景の著した医学書金匱要略(きんきようりゃく)の中に、腎気丸として記載されている薬のことで、八味丸又は八味地黄丸の名称で、古くから用いられており、中高年者の組織や機能の老化に伴って起こる様々な疾患に応用されている処方です。 金匱腎気丸は腰痛、下肢痛などに効果をあらわす漢方薬です。中年を過ぎると多くの人は、ちょっとしたことで疲れやすくなり、疲れた後の回復も遅いのに気づくようになります。また、足腰(下半身)が何となく重だるくて階段が苦になったり、尿に勢いがなく、排尿の量や回数に異常があり、夜中にトイレに行くとか、目がかすんで小さい文字が読みにくい、などの現象も加齢とともにみられるようになります。 これらの変化は、漢方では「腎虚(じんきょ)」といって、からだのエネルギーをつかさどる「腎」(腎臓、副腎、膀胱、生殖器などを総称した概念)の働きの衰えから生ずると考えられています。 金匱腎気丸は、このような腎虚による症状に用いられる漢方薬です。疲れやすくて、尿量減少、または多尿でときに口渇がともなう頭痛、下肢痛、しびれ、頻尿、排尿困難、冷え症、むくみ、老人のかすみ目、かゆみなどに用いられます。 ■効果・効能 同仁堂金匱腎気丸<大蜜丸>は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、補腎(腎の機能を高めること)の作用があります。滋陰補腎。腎機能低下による倦怠感・めまい・耳鳴り、慢性腎炎、糖尿病、高血圧、更年期障害、歯痛、血便、疲労感。排尿異常のある人の排尿困難、頻尿、尿量減少、または多尿などを和らげ、むくみ、かゆみを改善します。 ■用法・用量 同仁堂金匱腎気丸<大蜜丸>は1回1丸を1日2回、水まだはお湯で服用してください。 服用の詳しい方:外包を割り、中の丸薬を小さく切り、数回に分けて飲んでください。或いはそのまま、かんで服用してください。 ■使用上の注意 ☆使用前に必ず添付されている説明文書をお読みください。 ☆体調や体質に合わない場合は、使用を中止してください。 ☆妊娠又は妊娠していると思われる人はご使用をお控えください。 久雄堂からのアドバイス ☆一日の摂取目安量を守ってください。 ☆薬を服用中、または通院中の方は医師にご相談の上、ご使用下さい。 ■保管及び取り扱い上の注意 ☆お子様の手の届かない所に保管してください。 ☆開封後はしっかりと閉め、涼しいところに保管してください。 ☆天然成分を使用しているため、色調などにばらつきが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。 |