勃起不全が発症している方はどのくらい発症しているでしょうか。勃起不全は加齢とともに訪れるものと、半ば諦めている方も多いことでしょう。しかし、勃起不全は疾患でちゃんとして病気です。病気は治さなければなりません。実際に、近年の勃起不全治療は確立されていて、治療薬においてもカウンセリングにおいても、医療機関で完治することが可能になりました。
勃起不全にかかった方を調べてみると、世界的に先進国で多くみられ、その割合は先進国の男性の1割に達しています。日本において行われた調査では、30歳〜70歳までの男性のうち、およそ20%の男性が中程度または重傷の勃起不全にかかっていきます。これは、5人に1人の割りになります。この調査からみても、先進国であるかの違いで、人種や居住する地域による発症の数は大差がないことがわかります。つまり、誰にも平等に発症することです。日本においての調査結果の値で割り出すと、日本の男性の1,500万人に中程度から重傷の勃起不全にかかっている計算になります。
これは、もはや加齢による自然な症状という解釈では済まなくなっています。勃起不全は、先にも述べたように理派な病気です。そして、完治できる病気です。勃起不全と関連して言われる疾患が、生活習慣病である糖尿病や高血圧、また最近増加しているストレスやうつ病が原因となる疾患です。これらの病気は勃起不全と全く無関係ではなく、少なからず影響しています。