免疫力とバランス
免疫力のバランスが崩れると、自己細胞が変質したり(癌になる等)、糖尿病などの生活習慣病にかかったり、アレルギーが発症したりして大変です。ですので免疫力はただ高めるだけではなく良いバランスを保つことも重要になってきます。
ベータグルカン
免疫調節作用に役立つものに「ベータグルカン」が挙げられます。このベータグルカンには、血中コレステロールの低下、血糖値上昇の抑制、インスリン分泌の抑制、満腹感の促進(減量)、脂質吸収の抑制、免疫応答の活性化、腸内環境を整える(プレバイオティクス)、感染症の予防、皮膜形成による皮膚の保護作用などの効果が期待されており、近年話題の「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の予防、改善にも効果があるとされています。漢方素材では鹿角霊芝に多く含まれています
健康なからだを作るポイントは、何といっても食事の摂り方です。食生活と免疫力は切っても切れない関係にあります。食生活の乱れが病気を引き起こしてしまうように、十分な栄養をバランスよく摂らないと、免疫システムにも悪影響を及ぼしてしまうのです。1日3食をできるだけ決まった時間に摂るようにすると、からだのリズムが整います。
キーワードは、「朝食で免疫スイッチをオン! 夕食でオフに」です。 まず朝食は胃腸に負担がかからないように軽めにしましょう。朝一番の食事は、免疫力をしっかり目覚めさせてくれます。これで「スイッチ、オン!」です。野菜スープなどもおすすめです。
からだが活動する昼は免疫力も活動的になっています。エネルギーを大量補給してあげなくてはいけません。良質なたんぱく質で栄養を十分に摂りましょう。 そして夕食は、1日の食事の中でどうしても豪華になりがちですが、実は日中に消耗した免疫力を休めて、からだを回復させるための大切な食事なのです。ごはんなどの主食を少し減らして、野菜や魚などの副菜を中心にバランスの良いメニューにしましょう。食べすぎてはいけません。あくまでも腹八分目を心がけましょう。 |